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7月臨時議会

日付が変わりましたが、28日は臨時議会が開催されました。
市内企業2社に対する税の償還金281,620千円の計上と、斎場工事請負契約締結の2議案が上げられ、いずれも異議なく可決となりました。
八浜小学校のプール工事とともにこの斎場の工事については初の一般競争入札でしたが、一番低い価格で札を入れた業者が低入札となって、審査の結果、直接工事費の基準が不適合だったということで不落札となり、二番目の業者である小倉組が落札という結果となりました。
議案の審議は総務文教委員会で行われ、結構長い時間を取って行われていたように感じました。私が所属する厚生委員会は斎場工事については所管であることから、総務文教委員会の審議と同時に協議会が開かれました。

設計図面を見て、各委員からいろいろと意見が出されました。待合室が和室16畳+洋室23畳のセットを2つ取ることから、1日に時間をずらして2組通夜・告別式を行うことができるということは評価できます。ただ、予算の都合から現在ある待合棟を改修して造ることから、耐震強度の関係上、和室と洋室の間に壁を設ける必要があるということで、通夜の時に、棺に納められたご遺体は洋室に置かれた状態で過ごすこととなることから、ご遺族の身体的ご負担を考えると、せめて棺を和室にスライドできるようにでもして和室でご遺体とご遺族とが最期の一夜を過ごせるように配慮いただきたいということを、委員会として当局に要望させていただきました。但しもう落札して仮契約を結んでいる状態ですので、どうなるのかなといったところです。これまでにも図面は委員会に提出いただいていましたが、わかる方にでももう少し細かい説明をいただいて、委員会としての要望をお伝えしておけばよかったのかも知れなかったなと反省しています。うまく実現することを祈るばかりです。

私が個人的に気になった、というか、斎場工事の話が出た頃から気になっていたのですが、改修してリニューアルしてからも管理をずっと市の直営で行うのかどうかということでした。
他の自治体の状況の調査を行ってから、9月議会に示していただけるということですので、またその際に議論をさせていただきたいと思います。それより前に、私の方も実態調査を行っておこうと思っています。

いずれにしても結構多くの市民の皆さんが関心を持っておられる斎場整備です。誰のためでもない、市民の皆さんが心地よく利用でき、また安らかに最期の時を過ごすことのできる場所となるよう、議員としてこれからも頑張ってまいります。


そして昨日のブログに書いた、民主党マニフェストの一文。
「私は、コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい。」とも書かれていますが。。。これについてもう一言書かせていただきます。

玉野市の場合、老朽化が進んだ斎場の改修もそうですし、またハコモノ事業に含めていいのかどうかわかりませんが、各学校等の耐震補強も行わなければなりません。そしてこれから考えなければならないのは、耐震化できていない施設―市民会館、市民病院、そして市庁舎をどうするかということです。全部が全部新築ということにはならないと思いますが、これらに何らかの形でお金をかけたからといって、それは万が一大地震が起こった場合に耐えうるかどうかわからない施設から市民の安全を守ることを考えたお金であって、民主党の言う「人間を大事にする政治」ではないということにはならない。むしろコンクリートが人間を守ることだってある、と私は考えています。利権が絡んでくるからムダが出てくるわけです。建設事業や土木事業が全てムダなものであると国民が刷り込みされかねないような表現はやめていただきたいと思っています。何故あのような表現をしたのか、その意図はわかりませんが、「必要な」公共工事は行わなければならないと私は考えます。


日付が変わったので、今日から。。。実は関東へ視察に行く予定となっておりましたが、外せない予定が幾つか入ったことから、私だけ今日になってキャンセルさせていただきました。
前日なのでキャンセル料金が結構高くつきましたが。。。(><)
そこまでしてキャンセルしたわけですから、この3日間は特に有効に使わせていただこうと思っています。
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