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更新、更新!

予報に反してピーカンの一日。
それでも湿度が少なく、かなり過ごしやすかったように感じました。
予報によれば明日から天気が下るようですが、このまま梅雨が上がってくれるといいのですが。。。
メルマガももうかなりの間更新が滞っていることに気づいて、原稿作りを行っています。纏めて書くのは結構しんどいですね。。。

今日、民主党のマニフェストが発表されました。
https://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/pdf/manifesto_2009.pdf

まず冒頭に、
「(略)この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。一体、この国のどこに政治があるのでしょうか。(略)」と書かれていますが、ダム利権を貪っていたと言われる元代表がまだ所属しておられる中で、よく抜け抜けとこうした一文が書けるなというのが最初の実感です。
今まではそうだったけど、こういう現実があるんだから変えていかなければいけないという表現の方が説得力があるように思いました。

5原則、5策は大変良いと思います。ぜひとも実行していただきたいものです。
ただムダづかいをなくすための政策に、国民ウケを狙ってか世襲禁止をうたっていますが、鳩山代表は4世にもなる世襲議員。。。大変説得力に欠けます。自らを指して「ムダづかい」と言っているのと同じなのではないでしょうか?
ここで7項目挙げられていますが、それ以外の項目については賛同できますが、天下りあっせん禁止等については、「ではどうやる」という具体性に欠けているかなと感じています。公務員制度改革についての各論を拝見すると、「定年まで働ける環境をつくり」とか「公務員の労働基本権を回復し、民間と同様、労使交渉によって給与を決定する仕組みを作る」と書いていますが、これは手当や退職金などの水準をどのように見直すつもりなのでしょうか?地方移管によって「国家公務員」というものは削減できるけど、中央に「国家公務員」として留まる方たちの報酬は寧ろ引き上げの方向に進むのではないかとも受け止められます。
報酬が引き上げられるとそれで満足して、天下り先で元省庁から随意契約でお金を引っ張ってきて、無茶に高い給料を貰わないだろうという理論であれば、そこまで明記していただきたいものです。私の直感があっているのかどうかはわかりませんが。。。

あと出産一時金を現行の42万円から55万円まで助成するとか、年額31万2千円の子ども手当を創設するとか書いていますが、少子化対策をお金で釣っているようで、何か根本を履き違えているのかなと感じています。
公立高校の実質無償化、私立高校生の学費負担軽減は9千億円、先の子ども手当は5.3兆円程度の所要額を見込んでいるようですが、財源はどこから引っ張ってくるのでしょうか?

書けばきりがありませんので、一部につきコメントをつけさせていただきましたが、子どもたちのためにつけた予算が将来、子どもたちの負担となって圧し掛かってしまうようでは意味がありません。
あと、高齢者や障碍者に対する施策が普遍的で、大変弱いように感じています。政治は弱きもののためにあります。その根本的なものを全く感じることができません。まさか切り捨てたりはしないと思いますが。。。


民主党が政権を取った場合に一番懸念されていることのひとつが「教育」です。日教組を支持母体とされており、政権の座についた場合、例えば、教員免許更新制の廃止を含めた現行教員制度を抜本的に見直すであるとか、教科書検定の廃止するであるとか、日教組からの要請であろうことが次々と行われるとも言われています。
そうしたことから、堂々と日教組による偏向教育が行われる恐れがあるのかなとも感じています。日の丸も君が代も否定し、道徳教育も否定され。。。etc.そうなると日本の子どもたちが、愛国心はおろか、道徳心、競争心も育たないことになってしまうことが危惧されます。


マニフェストを拝見させていただいて、最後に感じたのが、どうやって日本経済を回していくつもりなんかな?ということです。
麻生政権は緊急経済対策を講じましたが、それに見合うか、それに代わるだけの景気回復に向けた経済対策が見当たりません。高速道路の無料化等々で、一体どれだけの経済効果が見込めるのでしょうか?


今回の総選挙、有権者がこの日本のことを真剣に考えて、決断をする時なのではないかと思っています。私自身、「まあええわ。」で済ませるつもりは毛頭ありません。
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