谷口より子 徒然日記

話は変わりますが。。
私が所属する国際ソロプチミスト玉野では、風疹撲滅に取り組まれる「風疹をなくそう会」の川井千鶴さんの活動を応援しています。

川井さんとの出会いは、当時、岡山市議会議員で、この度、岡山県議になられた福島恭子さんからのご紹介でした。
お話をお聞きして、議員としてはもちろん、ソロプチミストでも後押しさせていただければと、会の皆さんにお願いして、会との交流が生まれました。

川井さんは、妊娠１０週目に産婦人科で風疹と診断され、この時、「先天性風疹症候群（ＣＲＳ）」の存在を初めて知ることとなりました。医師から人工中絶を勧められたが、「お腹の子の命を守りたい」と、七海さんを出産されました。七海さんは聴覚障碍、重度知的障害、自閉症、てんかんなどを患われています。

川井さんは、聴覚障碍のご両親、またシングルマザーとして七海さんを育てながら、自分と同じ経験をする人がいなくなるようにという思いから、CRS家族会の方々と、「風疹をなくそうの会」を立ち上げられ、国や県、市町村に風疹ワクチン助成や、抗体検査の推進を働きかけたり、CSRについて周知する等の活動をされています。
川井さんを、国際ソロプチミスト玉野が推薦し、この度、女性のための活動をする女性に贈られる「ソロプチミストルビー賞」に２位入賞されました。
山陽新聞記事へ

川井さんにお会いする度に、元気やパワーをいただきます。
仕事や娘さんの育児などで忙しい時間を縫って、活動に取り組まれている川井さんには、本当に頭が下がります。

このブログをご覧下さっている皆さん、
風疹は女性だけの問題ではありません。パートナーである男性の感染により、CRSになる場合もあります。
日経BP関連記事へ

また、職場や電車内等で、思わぬ感染源となる恐れもあります。
ワクチン接種をしていても、抗体がついてない方も少なからずおられます。
ひとごとではなく、ぜひ自らから風疹を撲滅していただくべく、まずは抗体検査を受けていただきますよう、お願いいたします。
岡山県 風疹サイト


私自身、川井さんに出会わなければ、CSRをはじめ、妊娠時の感染症について認識を深め、啓発を行う機会はなかったかも知れません。
これからも川井さんの活動を応援させていただき、また私自身もひとりの母親として、啓発活動に取り組んでまいります。